シンガポールの男性は優しい。ストーカーされた話

外資の会社で正社員で働いていた時の話。

 

あるプロジェクトでシンガポールのエンジニアが来日するから、明日銀座のホテルに迎えに行ってほしいと言われた。

 

自宅が近かったので私に依頼されたのだろう。

 

何度かメールや電話でやり取りしていたが、会ったことはなかった。

 

迎えに行ったら爽やかな青年がロビーで待っていた。

普通に話をしながら会社についた。

プロジェクトメンバーみんなに一つ一つお土産を持ってきてくれていた。

 

シンガポールに出張に行ったときも思ったが、多くのシンガポールの男性は優しい。

 

それからも何度か来日のたびにお土産を買ってきてくれた。

それぞれのプロジェクトメンバーに似合うものを見繕って。

お饅頭1箱、皆さんでどーぞ的な感じではなく。

それぞれの趣向に合ってるものを考えたお土産だった。

 

みんなにはぬいぐるみとか、本だったりした。

私だけiPodだったり、高価だった。

 

だけどその優しさがみんなにやさしいのか、一個人に優しいのか私は若かったので判断がつかなかった。

まぁ、私が一番プロジェクトで関わってるしなぁぐらいにしか考えてなかった。

 

そして私がシンガポールに出張に行ったときは、プライベートでいろんな場所に連れて行ってくれた。

 

彼は結婚していた。

シンガポールで妻とも一緒に食事をしている。

 

私は固定観念で、外国人は家族を大事にするので妻を裏切る行為はしないと勝手に思っていた。

 

それから一年ぐらい仕事でのやり取りがあった。

あるとき彼が妻と一緒に来日した。

 

会社のみんなで銀座で食事をすることになった。

 

銀座のアップルショップに19時待ち合わせ。

 

だが、彼は時間になっても来なかった。

 

そして20分ぐらい遅れてやっと来た。

 

数年たった今でも覚えている。

なんだか彼と妻の様子がぎくしゃくした感じだった。

 

妻は妙に彼とのラブラブぶりをアピールしていた。

 

だがその時はその理由に全く気付かなかった。

 

妻が殺気立っており、彼もその妻を気にしており、

あまり盛り上がらないまま食事会は終わった。

 

 

それから2週間たったぐらいから彼の様子が変わった。

社内メール宛にたくさんメールが来るようになった。

 

毎回ワードで3~4枚の愛の言葉。

 

最初のメールには、

はじめて会った時に一目ぼれしたこと。

食事会に遅れたのは、私に高価なネックレスのプレゼントを用意していたのを妻にばれたこと。

妻に携帯電話を壊されて、遅れるという連絡もできずにいたこと。

そして愛の言葉がたくさん。

 

 

気持ちが悪くなった。

 

 

ちょっと親切にしただけでそんな風に思われたのかと思って驚いた。

だが今考えると、日本人の女性は優しいので外国人からはモテるそうだ。

彼は勘違いしたのだろう、自分に優しいと。

 

そしてしばらくして私は会社を辞めた。

面倒なことに巻き込まれたくなかったからだ。

会社が経営統合して、派閥でもろもろ面倒くさいことになってたのも手伝って未練はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不倫はいけないこと。とはっきりと言える人は羨ましい

私は不倫をしたことがない。

 

今後も不倫をすることはない。

 

とはっきり言える人はハッピーな人生を送っているような気がする。

不倫よりも熱中する何かがあるのだろう。

または良好な関係の素敵なパートナーがいるのであろう。

 

純粋に羨ましく思う。

 

私は

押しに弱い。

優しさに弱い。

 

 

私は不倫をしたことがある。

たぶん3人。ちっちゃいのは覚えてない。

 

 

 

一人目は学生時代にキャバでアルバイトしていた時のお客さんだ。

その時は私は男慣れしてなくて、強引に押されて、年上ってのもあって雰囲気で許してしまった。

ナルシスト度が高く、数回会って気持ちが悪くなって終わった。

 

 

二人目は同じくキャバのバイト先のお客さんだ。 

母親と同じ年齢の、親子二代で続いていた中小企業の社長さんだった。

 

付き合うきっかけは何だったんだろうー。

何度も同伴、アフターしているうちに仲良くなって、何度も押されて結局許したんだろうなぁ。

まぁ、彼とは5年ぐらい時々会う感じで続いたが、その間旅行に連れて行ってもらったり、お小遣いもらったりで生活費になったので助かった。

 

 

3人目は、正社員で働いていた時の会社で知り合った年下だ。

彼は子供が3人いた。

仕事中なのに、なんだか日々狙われてるなという視線を感じた。

ある日会社の人たちと食事に行き、口説かれた。

他の人たちが帰った後にホテルに連れ込まれそうになった。

ホテルのロビーで1時間ぐらい説得し、その日は事なきを得たが後日許してしまった。

彼は妻と離婚をする、子供の養育費の支払いも計画していると、年収850万ぐらいで言っていた。

年収850万、子供3人の養育費って、残り僅かじゃんと思いながらも、押しが強かったので、それでもいいかなぁとちょっとだけ思った。

だが1年も続かなかった。

俺のこと好きだろ的な言葉がところどころに出てきたり。

ホテルで一人でカラオケで陶酔して歌ってたり。

下着は俺のためにこんなのを付けてほしいとか。

だんだんナルシスト度が増してきて、やはり気持ち悪くなって終わった。

 

 

 

多くの男は近寄ってくるときに、妻とうまくいってなくて、と言う。

本当にうまくいってないんだろう。

上手くいってないというのは嘘かもしれないが、

妻に愛情が100%向いてないのは事実だ。

心のどこかに寂しさが垣間見れる。

するとふと、力になってあげたいと思ってしまう。

 

なぜ私はこんなに人に愛されたいと思うのだろうかと考えた時、幼少期に親の愛情を感じたことが無いまま育ったことで、ちょっと優しくされるとそれを愛と勘違いして許してしまうのかも?と。

 

自己肯定感がなんて低いのかと自分で思う。

 

元旦那との結婚は、自分と結婚してくれないと自殺するからと言われて、

そんなに私のことを好きでいてくれるなら、今後誰とも結婚する予定がないからいいかぁ、と思って結婚した。

 

他にも言い寄ってきた男が何人もいる。

だが今日までの自分の人生で、自分から好きになった人は一人もいない。

 

 

 

自分から人を好きになるってどんな感じなんだろうと、若いときによく考えていた。

もうそんなことを思うこともなくなったけど。

 

 

最近芸能人の不倫がひどくたたかれている。

私は不倫は完全に悪とは思えない。

 

なぜ?って。

不倫する人は、本当に愛すべき人に出会ってないという気がしてならない。

たかが数人と恋愛して、その人が運命の人かなんてわからない。

 

幼少期に育った環境によって、私のように親から適切な愛情を受けてないことによって愛というものがわからない人もいる。

人間的に弱く不倫をしてしまう人もいる。

 

 

でも結婚って契約でしょ。

不倫は契約違反と言われるかもしれない。

 

人によっては結婚後に豹変する人がいる。

豹変までは無くても、最初の時と変わらずって人は少ない気がする。

相手の目に見えない部分(性格など)を信頼して結婚という契約をするのだから

 

その目に見えない部分が明らかになったとき、例えば性格が悪かったとか、生活費をくれないとか、レスになったとか、子供中心で冷たくなった、料理をしないとか。

それこそ契約違反じゃないのかと思う。

 

結婚は契約と愛情が一緒になっている。

愛するから契約する。

 

企業の契約書には愛情は含まれていない。

契約は契約だ。自分の必要条件に合ってるから契約をする。

 

となると結婚という契約もただの契約であればうまくいくのではないか。

愛は結婚とは別のところに求めてもいいのではないか。

 

もちろん結婚という契約と愛が一緒に成立すれば一番幸せだ。

だが何らかの理由で愛情が冷めて、そうできない状況の人もいるのではないか。

 

最近ふとそう思って仕方がない。

 

 

チャゲアス 「明け方の君」を聴いて元カレを思った

この曲を知った。

https://youtu.be/jFdWq3Ku7sY

 

チャゲアスの「明け方の君」だ。

この曲を聴くと胸が締め付けられる・・・。

 

リアルすぎて心臓が痛い。

 

私はこのような経験はないが、この歌詞の男の気持ちを考えると息ができないぐらい苦しくなる。

 

この曲は、ASKAのアルバム「君の知らない君の歌」の中の1曲だ。 

ASKAはこのアルバムを昔の彼女のことを思って作ったとのこと。

 

アルバム「君の知らない君の歌」|BLOG|ASKA Official Web Site 「Fellows」

 

このブログを読んでびっくりした。

ASKAほどの才能、富、名声を手に入れて、ほしいものはすべて手に入っているのでは?と思うぐらいの人でも、一人の女性を忘れられないでいたことに驚いた。

 

どんな記憶であっても、楽しいことや、日々の忙しい日常でどんどん記憶が上書きされて、忘れてしまうのが人間だと思ってたので、「一日たりとも、その彼女のことを思い出さない日はない」という彼の心の繊細さに驚いた。

 

あんなに大勢の前でパフォーマンスをしている堂々とした姿に似合わず、昔の彼女との思い出で心にぽっかりと穴が開いている姿を想像するとそのギャップに驚いた。

 

そんな彼でも昔の彼女を思って、思いつく限りのキーワードを並べ、インターネットで数時間検索したことに驚いた。

 

 

この記事を読んで、何となく私も元カレを検索してみようと思った。笑

軽いノリですみません・・・。

 

私は8年付き合った彼氏がいた。

客室乗務員になる就職活動をしている時、働かないと収入がないので働いていた。

そのときの会社の上司だ。

 

彼は私が今まであった誰よりも頭が良かった。

「地頭がいい人」というのだろうか。

部下に対して「失敗したら俺が責任取るからがんばってやってみて」といい、問題が発生しても先手を打ってうまくかわす人だった。

 

話も面白かった。

大学祭のステージでパフォーマンスをしていると

今は亡き大物漫才師にスカウトされたというのを聞いて妙に納得できた。

 

彼は付き合った当初から結婚したいと言っていた。

だが私は客室乗務員になる夢を捨てきれず彼に気持ちをうやむやにしていた。

 

そして私は母にお金を渡していたので昼の仕事だけでは収入が確保できず、キャバクラで働いていた。

ある日キャバクラを終えて帰宅の途中で、彼に遭遇した。

・・・というか待ち伏せされていた。

 

話によると私の働いていたお店に、私たちの会社の営業の人が接待でやってきて私を発見した。

そしてそれを彼に教えたことで、彼は私を待ち伏せしたようだった。

 

私は自分の家庭環境を説明し、どうしても昼だけではやっていけないことを伝えた。

だが彼が一生懸命自分が頑張ると言ってくれた。

結局私は夜の仕事を辞めた。

その数か月後、私は会社を辞めて別の仕事に就いた。

 

そんなことがあったので私がお金に苦労しているのを知っているのに、彼はお金にだらしがなかった。

仕事と言っては外食し、一緒に暮らしていたのだが、毎月クレジットカード会社の請求書がたくさん来た。

それに関して話をしても解決策は見つからず、どんどん私の気持ちが冷めていった。

 

と同時に、彼女ができたのではと思う怪しい行動があり、聞いたが答えてくれるはずもない。

結局私たちは別れた。

 

 

 

 

そんなこんなで過去の記憶を思い出しながら

彼の名前をインターネットで検索するとすぐに出てきた。

私が働いていた会社、一部上場、業界トップの会社の役員になっていた。

 

納得できた。

 

私はそれを見ても後悔も何もしてない。

唯一、思うことは、頑張ってたんだね。

あの時彼は仕事が忙しいから辞めようかと悩んでたけど辞めなくてよかったね。と。

 

既に彼との記憶は浄化できてるなと思った。

といいつつも、いつか会える時があれば会ってみたいなぁと思う。

それよりも、私はASKAに会ってみたい。

いろんな話をしてみたい。

 

 

そしてこんな昔のことを思いながらも、ASKAの曲「今がいちばんいい」が頭の中でループしてる。

https://youtu.be/Xdo0pOejZYw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

住宅購入が離婚理由

私はバツイチだ。

 

離婚したのは10年ぐらい前になる。

 

元旦那は10歳ぐらい年齢が離れていた。

 

結婚願望が無かった。

 

幼少期の家庭環境からか、母親を見ていたら結婚=苦労としか思えなかった。

 

だから結婚する気もなく、仕事をし自活する能力をつけていた。

 

さらに、8年付き合った彼氏と別れて、その人のことが忘れられないというわけではないが、別れたばかりだったので、恋愛の気力もなかった。

 

そんな時たまたま元旦那と出会った。

 

年下にしてはとてもしっかりしており、付き合っていくうちに結婚を一日も早くしたいと言っていた。

 

ゼクシィとか買ってきて、結婚を煽ってきた(笑)

 

特に誰かと結婚するわけでもなかったので、こんなに自分のことを思ってくれる人はそうそう巡り合えないだろうと思い、結婚した。

 

彼は一生懸命私と将来を考えてくれた。

とても優しくて、ちょっと年下で頼りないところもあるが天然で面白かった。

 

ある日住んでる近くに分譲住宅が建設されていた。

時間があったので一度モデルルームを見てみようということになった。

 

私はそもそも家購入不要派だ。

理由は、子供のころ母&育ての父が無理な住宅ローンを組んだからというのが一つある。

結局最後は支払えず、手放した。

通学に不便で、母と育ての父はしょっちゅう喧嘩をしていたので家を持つことが幸せな家庭になることの条件ではないと思っている。

 

そもそも何十年前から日本の人口減少や空き家の問題が言われている。

一括ならまだいいが、ローンで購入して35年も支払い続けるなんて、先の予定がわからない自分たちの将来を犠牲にして買うことに価値があると思えない。

 

だから家を購入するということは昔から計画にない。

 

だが、彼は違った。

 

確かにモデルルーム行くと綺麗でわくわくする。

彼が購入したいといった。

結婚して新しい生活に、新居を購入するとやる気が出るのは理解できる。

 

23区内で、交通の便が良いところだ。

その分譲住宅は、その時賃貸で住んでいた近く、私も元旦那も気に入っていたエリアだった。

7000万円弱。

 

じゃ、実際買うのに頭金はあるのかと聞いたら、無いとのこと。

でも何とかなるでしょ?♪と元旦那は能天気だった。

 

ハウスメーカは売りたいから一生懸命。

ローンの審査をして通らなかったら諦めるだろうと目論み、ローンの申し込みをしたら二人の年収で通った。

驚いた、ていうか、こんな無謀な計画を通す銀行にも呆れた。

二人の年収合計が1500万円しかなくて、頭金なしで通った。

 

 

さらに、旦那は将来の計画に子供二人を予定していた。

私その時、35歳。

子供二人を出産するとなるとこの2、3年の間に産まないと既に高齢・・・

産休・育休で仕事を数年休むとなると、住宅ローンを払うなんて到底無理

じゃないですか!?

 

と伝えるがどうしても欲しいの一点張り。

 

ということでだんだん元旦那と関係が悪くなり離婚しました。

 

まだ結婚生活始まったばかりぐらいのひよっこぐらいの時期でしたが、彼のためにも早めに別れてよかったのだと思う。

 

もし家の購入を検討している人がいるなら私はおすすめしない。

上記で述べた理由以外にも、

 

いままで何人かの分譲マンション購入者と話してきたが、

分譲マンションだと、修繕積立金が物件が古くなればどんどん上がっていく。

ローン払い終わっても、積立金や管理費、駐車場代で毎月出費が結構ある。

 

 

今営業の仕事で個人宅を回っているが

 

場所にもよるが古くからある団地を訪れると5件に1件は空き家だ。

 

そして営業のターゲットがご年配の方なので

お話する機会が多いのだが、

空き家でなくても、

 

子供が独立して、妻(or 夫)が先立ち一人で生活している。

子供は自分の好きな場所に家を購入してこの家は住んでくれない。

足が悪くて、2階に上がれないので布団をリビングに敷いて生活している。

ローン払い終わって一人で生活している、さみしいねぇ。

 

今後もコロナのように、突然将来の予定が狂わされる事象が起こることを考えると

身軽にしておくのが一番の得策な気がする。

 

ものを所有することが幸せな人生ではない。

とつくづく感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャビンアテンダントになりたい夢を諦めた後

コロナショックで様々な業界で採用を減らす企業があるそうです。

とりわけ航空業界、旅行業界が大打撃を受けてます。

 

新型コロナで採用中断の航空業界

 

このような記事を読むと、ふと自分が客室乗務員になりたかった30年ぐらい前の時を思い出します。

 

私が新卒で就職活動をしていた時、人気だった業種は、旅行業界、マスコミ、航空業界だった気がします。今はそれも変わったのでしょうか。

 

とにかく客室乗務員になるを目指して、エアラインスクールに行き、

履歴書をひたすら更新し、履歴書の写真を何度も撮り、同じ目標の友達と情報交換をし、全ての求人に応募していました。

 

ですが、1次面接に何度か行くけどその後が続かないという、だめだめな結果でした。

 

今になって思うとなぜ客室乗務員になれなかったのか・・・

 

なりたい本音は、

「いろいろな国に行けて楽しそう♪」

「英語を使ってかっこいい♪」

「お給料がよさそう♪」

「素敵な出会いがありそう、結婚相手を見つけるのに不自由しなさそう♪」

 

でも、面接ではそんなことは言えません。

 

もっともらしい理由を並べて、

「以前乗った時の乗務員さんの接客のすばらしさに感銘を受けた」

「お客様の命をお預かりする尊敬すべき仕事だから」

など面接官を説得する志望動機を真剣に答えなければなりません。

 

・・・私にはできなかったデス。

 

本音と建前のギャップに、志望動機を考えるのが苦痛でした。

 

そして何度か面接を受けて、こんなに就職活動で苦労して人生の時間を無駄にするなら、もっと別の楽しいことを探そうと27歳ぐらいできっぱり諦めました。

 

それからは英語を使った仕事を探したわけではないけれど、

たまたま仕事で英語を使う機会があり、あれよあれよという間に海外出張や外国人と仕事をする機会に恵まれました。

 

ときどき空港やホテルで客室乗務員の方を見ますが、確かに素敵ですね。

ついつい何度も見てしまうのが、やはりシンガポール航空の客室乗務員の方。

綺麗でスリム~。

 

 

今となっては、客室乗務員とは違う人生でよかったと思ってます。

昔は乗務員の方を憧れの目でみてましたが、それもなくなりました。

もし今の私が、客室乗務員になるための活動をしている昔の私に会えるなら

教えてあげたいです。

「その夢は一日も早く諦めて、他の仕事に就いたほうがいいよ」

と。

 

客室乗務員になりたくても、コロナショックで諦めないといけない、でも諦められない、そういう人がもしこのブログを読んでるなら。

 

まず、なぜなりたいのか書き出してみるのが良いと思います。

それは私のようなくだらない理由でもいいです。

 

そして、その代替えの方法はないのかを考えてみます。

 

「いろいろな国に行けて楽しそう♪」

海外出張がある仕事に就く。

旅行を趣味にしていろいろな国に行く。

 

「英語を使ってかっこいい♪」

外資系の企業に勤める。

内資の企業でも多くのおじさま方は英語ができないので、英語を使う仕事はあります。

 

「お給料がよさそう♪」

客室乗務員の給料は年々下がっているそうです。

外資系企業ならお給料はいいです。

外資系企業の転職エージェントなら、給料いくらほしい?と聞いて交渉してくれます。

 

「素敵な出会いがありそう、結婚相手を見つけるのに不自由しなさそう♪」

今までいくつかの会社で働いてきました。

その中でCAと結婚した人、CAと合コンした人をたくさん見てきました。

え?こんな普通の会社員と合コンするんだ、CAさんって思いました。

 

合コンしてた私の同僚を見ても、結局はCAさんと結婚せずOLさんと結婚してる人がほとんどなんですよね。

 

そしてCAと結婚した人は、遊び人で既婚者でも合コンに行ってる人もいます。

 

こうやって考えて代替案を書き出すと、

客室乗務員になって目的を達成するのではなく、代替案を使えば自分の目的を達成できることに気付けると思います。

 

 

そして、日本人は飛行機に乗る回数が圧倒的に諸外国に比べて少ないのが客室乗務員に憧れを抱く要因の一つのような気がします。

外国人からすると、客室乗務員になりたかったの?ふーん、て感じです。

 

私はというと、CAになる就職活動をしていた時はほとんど飛行機に乗ったことが無かったです。

今はかなりの数乗ってますので、飛行機やCAが身近な存在になりました。

すると彼女たちの仕事を見ていると、今自分のやってる仕事のほうが自分が好きだなと思えるようになりました。

 

 

 

あと体力。これはいくら頑張っても年齢による老化には勝てない。

女性の平均寿命87歳、自立した生活が送れる期間の健康寿命74歳。

 

60歳で退職して悠々自適に老後生活という計画は到底できず、

結婚相手がずっと給料が下がらずに働いてくれる保証もなく、

子供が生まれれば産休育休期間は働けない、

 

人生の様々な不安要因を解決してくれる職業は客室乗務員ではないと、思います。

 

 

なれなかったから、思いが残っているだけでは?

これだけ自分の時間を費やしてきたから、ここで諦めたらすべてが無駄になると思わないでほしいです。

 

オリンピック選手も今年はコロナで諦めないといけない人もいるでしょうね。

外国人は自分の身体が大事だから、とオリンピックを諦めることに関してドライですが、日本の選手はこだわりがある気がします。

 

上手く人生の楽しみかたを見つける外国人のマインドは大切ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三浦春馬さん 家族とのトラブルの記事を読んで思うこと

yahooニュースに、亡くなった三浦春馬さんは家族との金銭トラブルを抱えていた、とあった。

 

それが彼の死を急がせたのであればとても胸が痛い。

もし私が人生の先輩として彼が生きている間に話ができていたなら、

「今の辛い時期はいずれ時間とともに解決するよ。今は大変だけど開けない夜は無いよ」と伝えたい。

 

という私の母親も、彼の母親と同じようにお金を無心する親だからだ。

 

今でこそ母は年を取り、小さいながらもやっと店が安定してきて、彼氏と細々と暮らしており、お金を無心することはなくなった。

 

だが今から20年以上前は私も精神状態がおかしくなるぐらい母が嫌いだった。

 

母のことは今は好きでも嫌いでもない。

変わった人が自分の周りに居るなという、ある意味他人様的な感情を持っている。

 

母の幸せを願っている。

私に頼ってきてほしくない、このまま自活してほしいからだ。

 

 

私は3人兄妹の一番上だ。

 

母は私を20歳の時に産んだ。

 

話によると母は父との結婚を両親に反対された。

だが若いこともあり、そのまま駆け落ち的な感じで父と結婚した。

父は働かず毎日酒を飲んでいた。

 

子供(幼稚園ぐらい?)のころ母は夜働きに行き、代わりに父が家にいて

母が居なくなると酒とタバコを買って来いと言われて買いに行った記憶がある。

 

翌日母に、酒買って来たらダメって言ったでしょと怒られた。

でも買ってこないと虐待を受ける。

 

そんなこんなで母は父と別れた。

それ以来会っていない。

その後、父は義両親に引き取られアル中の更生施設に入ったらしい。

私が高校生の時に父が亡くなったのを知った。

それも債権者からの父の借金を払ってくれという督促状からだった。

 

母は夜働きに行ったスナックで知り合った人の愛人になった。

ある日突然その男が私たちの父親になった。

その男は家庭があったが、私たちの父親として住み着いた。

私が幼稚園から大学卒業するまで。

 

その男と母は商売を始めてバブルということもあり、店は儲かっていた。

だがバブルの時にさんざん贅沢な暮らしをしたため貯金が無く、バブルが弾けると生活はひっ迫した。

店の家賃や、マイホームの住宅ローンが払えなくなった。

私が大学生の時だ。

 

私は細々とアルバイトをしていたので、母がお金を貸してくれというようになった。

私はキャバクラで働くことにした。

 

どんどん要求金額が高くなる。

大学の学費を払いながら、母にもお金を渡していたがその時は不思議と辛いとは思わなかった。キャバクラで結構なお金を貰えてたからだ。

 

結局数年後、店もマイホームも売り、母はその男と別れた。

 

それからだ、私が精神的にも辛かったのは。

 

普通に正社員として採用された。

給料は手取りで13万円ぐらい。

 

貯金は無かった。口座に5000円があってやっとだった。

 

だが母はまた商売を始めると言ってそのための資金やら日々の生活費を要求してくる。

その時は離れて暮らしていた。

しょっちゅう仕事中に電話をしてくる。

出ないと出るまで電話してくる。

 

毎回電話のたびに言い争いになる。

 

電話が鳴るたびに、私は動悸・息切れが起こり、何も考えられなくなるぐらいだった。

あるときから電話に出ないようにした。

数日後、恨み的な文面の手紙が届いた。

今でもその手紙を持っている。

 

それからしばらくして、働いたお金がたまり母に仕送りをした。

その時始めた商売で母と今の彼氏は細々と生活している。

 

あれから20年、今はお金のことを言ってくることはなくなった。

私に訪れた平和の日常。このまま続きますように。

 

亡くなった三浦春馬さんと両親がどれぐらいの関係だったか、私よりもひどい経験をしたのか、大小はわからない。

 

だが、その渦中にいるときは死にたいぐらいの気持ちだった。

今は耐えてよかったと思っている。

 

もし同じような経験をしている人がいれば、今は大変だけどいつか時間が解決するからと伝えたい。